分解掃除をお勧めする時計・分解掃除が必要な時計~機械式時計の場合
2024.4.23
そもそも分解掃除ってなあに?
というご質問にお答えすると・・・
機械内部の部品の摩耗や欠損、あるいは潤滑油の劣化を改善するために行う作業の事です。※「オーバーホール」も同義語になります。
作業内容は ①外装のチェック ②分解 ③劣化部品の交換・修復 ④洗浄 ⑤組立 ⑥注油 ⑦調整 ➇ケーシング ⑨機能チェック となります。
定期メンテナンスとしての分解掃除 ゼンマイで動く機械式時計の場合、部品の劣化を最小限に抑えるために【時計の調子が悪くなくても】3~4年に一度の割合で分解掃除をされることをお勧めします。潤滑油は3~4年で劣化してしまいます。そのまま使用を続けると無理な負荷が部品にかかり、摩耗や破損などの大きな故障に繋がってしまうからです。
止まりや持続時間が短くなっても分解掃除 機械の調子が悪くなり修理が必要と思って時計店に出かけたら「分解掃除ですね!」と言われ「掃除ではなく修理では?」と思われた方いらっしゃいませんか?「止まり」や「持続時間を元に戻す」ためにはやはり分解掃除の作業が必要になるからです。時計の状態によっては 交換が必要な部品が多くなる可能性があります。金額的にもその分高くなってしまいますし、クラシックの時計の場合は部品入手が出来ない可能性もあります。
ハナブサの分解掃除 機械式の時計の場合、基本技術料に部品代を加算した金額が分解掃除の価格になります。 ロレックス・オメガ・カルティエを始めほとんどのブランドの修理を承っておりますので一度ご相談にお越しください。
厚生労働大臣認可/時計修理技能士一級 3名
日本輸入時計協会/CWCウォッチコーディネーター資格 6名(時計修理技能士3名含む)
日本輸入時計協会/CWCウォッチ上級ウォッチコーディネーター資格 2名 在籍